『ユーリ!!! on ICE』感想&考察:劇中曲から見た伏線「Shall We Skate?」ほか

ユーリ!!! on ICE 第11話 ピチット アニメ感想&考察
出典:「ユーリ!!! on ICE」公式サイト

前回に続き『ユーリ!!! on ICE』(ユーリオンアイス)劇中曲からいろいろ考察してみました!

前回は勇利とヴィクトルの関係をギオルギーの「A Tales of Sleeping Prince」ミケーレの「Serenade for Two」ヴィクトルの「離れずにそばにいて」を中心に考察してみましたが

『ユーリ!!! on ICE』感想&考察:劇中曲から見た勇利とヴィクトルの関係についての伏線
『ユーリ!!! on ICE』(ユーリオンアイス)本当に面白いですね〜! 物語の中だけでなくOP・EDの曲や映像にも意味深な伏線らしき物がちらほら見え先の展開を楽しみにしているので...

今回はその他の選手の使用楽曲の気になる部分をまとめてみました!

注意:ネタバレありです!あくまで私の個人的な感想や考察です。

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ピチットのSP:Shall We Skate?

まずは、6話のピチット・チュラノンのSP曲です。

曲名:映画”王様とスケーター”より「Shall We Skate?」 / 松司馬拓 featuring The Soulmatics

ノリノリのミュージカルみたいな曲です!男性ボーカルがメインですが、一部女性ボーカルで終りのでデュエットになってます!

映画「王様とスケーター」はもちろん架空の映画なのですが

なんと!

原案の久保ミツロウ先生がツイッターで映画「王様とスケーター」のあらすじを公開しています!!

それがこれっ!

ピチットくんのプログラム曲はフィギュアでおなじみというだけでなく、タイ人の彼が滑ってこそ意味があったんですね!

「王様とスケーター」のあらすじも勇利とヴィクトルについての伏線がありそうですね!

アーサー=勇利
王様=ヴィクトル

ととれそうですが…

モチベーション低下はヴィクトルっぽい感じもするし。。。

歌詞を見た感じでは、てっきりスケーターが王様に「Shall We Skate?」と言っているのかと思ったのですが…違うのかな。

男女のパートで何か意味があるのでしょうか…

歌詞が全然聴き取れてませんでしたので修正しました!全然違う内容で草も生えないw

You’ll find the new world in you
And come to love your homeland more

あなたはあなたの中に新しい世界を見つけ、
あなたの国をもっと好きになるでしょう

上が女性で下がデュエットになっています。

誤:”You’ll fall in love with your harmony
And come to love and hold on more”
「あなたはあなたのハーモニーと恋に落ち、

好きになりそのままずっと好きでいるでしょう」

正しい歌詞を見るとそこまで意味深ではなかったかも(汗)

こちらの一節は男性パート。ここもだいぶ歌詞が違ってた(爆)正しい歌詞はこちら

Just keep on believing or future must be freezing in the ice!

信じ続けて未来は氷の中に凍っているって!

ちょっと上手く翻訳できてない気がしますが…

こ、これはっ!

引退を決意した「あのスケーター」に「あの王様」が

「Shall We Skate?」「一緒にスケートしませんか?」って言っちゃうんでしょうか!?

・・・

『アンクル・トムの小屋』どんなだろうと調べてみたら…

とんでもない不幸話だった……(絶望)(参考:Wikipedia_アンクル・トムの小屋

なんでこんな悲劇的な話が出てくるんですかねえ…

物語のある場面でのトムじいさんはイエス・キリストがモチーフになっているそうですが

イエスの誕生日はクリスマス…

12月25日はヴィクトルの誕生日。。。

また、ヴィクトルに関して「死」のキーワードがでてきてしまいましたぁ(泣)

…と思いましたがっ!

よくよく考えてみるとイエスは一度死した後、復活しましたよね!!

こ、これはっ!!

ヴィクトルにとっては「死」と「再生」の物語ということでしょうか。。。

それにしても映画の中では王宮や街が火事になってるし、いったいどんな話なんですかぁ〜。

このお話はハッピーエンドなんでしょうかっ??

というかハッピーエンドにしてください!お願いしますっorz

レオのSP:Still Alive

6話のレオ・デ・ラ・イグレシアのSP曲です。

曲名:Still Alive / 梅林太郎 featuring MATT CAB & WISE

男性ボーカルで「魂が震える!」そんな曲です!歌のパートとラップのパートがあります。

気になるのは歌の一番最初の部分…

The morning sun, or the moonless night
I see the god inside them and I feel alright

朝の太陽すなわち月のない夜
僕はそのなかに神様を見て僕は大丈夫だって感じるんだ

そこまで意味深でもないのですが

「朝の太陽」と「月のない夜」が
「成長する木々」と「満開のバラ」

に変わった全く同じ一節が歌の最後に登場します。

ここ「朝と夜」「太陽と月」「成長と満開」「木々とバラ」と対になっています。

それぞれ「勇利」と「ヴィクトル」の対比になっているのでしょうか。

あと、ラップパートの一節がちょっと気になります。

I’m clueless without the beat to motivate my soul swerving around and lose control
魂を駆り立てるビートなしでは、僕は無力で道をはずれて制御を失う

レオくんのセリフに通じる歌詞になっていますね。

クリスのSP:Intoxicated

6話のクリストフ・ジャコメッティのSP曲です。

曲名:Intoxicated / 梅林太郎 (Vocal : Jovette Rivera)

男性ボーカルの歌でタイトルが「酔った」「興奮した」「夢中になった」という意味ですでにヤバいのですが内容も(爆)

ひと言で言うとこんな内容です!

Tonight you’re all mine

今夜、君は全部俺のもの

どういう「愛」かは不明ですがクリスからヴィクトルに並々ならぬ「愛」があるようです!

We’re hiding from lights

俺たちは光から隠れている

光が当たらないところにいるということは、表彰台のスポットライトが当たらないということでしょうか。

Two shadows crossing as one

1つに交差する2つの影

気になるのは最後の一節…

ここ正しく聞き取れていませんでした(汗)それでも意味深ですが…

誤:”Two shadows crossing us out”
「俺たちを通り過ぎるふたつの影」

クリスとたぶんヴィクトル?が踊っているという場面なんですが、この「ふたつの影」は勇利とユーリ?それとも勇利とヴィクトル?

通り過ぎていってしまいましたが、どういうことでしょう。

ヴィクトルと表彰台で肩を並べる強者のクリスですが、誰か2人が追い抜いていくのでしょうか?

正しい歌詞もなかなか気になる内容になっていますね。。。

「1つに交差する2つの影」はヴィクトルFS「アリア《離れずにそばにいて》」の歌詞の一節「そして私たちの鼓動はひとつに混ざり合う」にちょっと雰囲気が似ていますね。

JJのSP:Theme of King JJ

9話のジャン・ジャック・ルロワのSP曲です。

曲名:Theme of King JJ / 梅林太郎 featuring Linus Norda

男性ボーカルの軽快で素敵な曲です!なんかカナダって感じです(謎)

内容はもちろんJJ自身ことを歌っているのですが、ちょっと気になる一節が

正しく聴き取れていなかったので歌詞を修正しました!

Fools or even wise aren’t the enemies

愚者もしくは賢者でさえ敵ではない

他人でなく自分自身が戦うべき相手という意味でしょうか?

He owns the world
And all the beauties in his hands

世界は彼のもの。そしてすべての美しさは彼の手のなか

Now I can reach the stars
And I will show you how

今、星に手が届くよ。そしてきみにどうやるか見せよう

ここも全然聞き取れていませんでした(爆)修正しました!!

すべての美しさを持っている「彼」とは誰?

歌詞の中には「King JJ」が出てくるのですが、その他に「the King」というも言葉もあって、普通に考えたら「King JJ」=「the King」ですが…

ひょっとして「King JJ」と「the King」は別もので、「him」と「the King」はヴィクトルのことでしょうか?

ヴィクトルが持っている栄光(金メダル)を手に取りにいくということでしょうか。

俺を見てっ!

俺を覚えてっ!

という歌詞があったりして…実はヴィクトルに言ってたり(笑)

JJはヴィクトルになぜかスルーされたり冷たくあしらわれていますが、単にウザいからでしょうか?確かにそうなんだけど(笑)他にも理由があるのでしょうか。

そう言えば、9話で去年のGPF表彰台でヴィクトルの金メダルというか唇?を見ていたのが気になります。

ちなみに、歌の最後では鏡の中の「the King」がJJに微笑みかけてくれます(笑)

8話でリンクに映った自分とキスしていたので「the King」=「JJ」と考えた方が自然ですが…うーん、どうでしょう。

まとめ

「Shall We Skate?」にも勇利とヴィクトルの伏線らしきものがあったんですね!この歌詞からはいろいろと希望が持てそうです!

そしてちょっと気になるのがクリスとJJ。

この2人は去年のGPFでヴィクトルと一緒に表彰台に上がっているし、それぞれヴィクトルに対して思うところがあるようなので、グランプリファイナルでもそれ以上の気持ちが明らかになるのでしょうか?

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