『ユーリ!!! on ICE』(ユーリオンアイス)第11話の感想&考察です!
いよいよ運命のグランプリファイナルが開幕しました!
勇利が金メダルを獲得できるのかももちろん気になりますが、他の選手もみんなそれぞれ必死で見てて胸が締め付けられます(涙)
今回本当にたまたまなんですがリアルGPFとのシンクロも凄かった!
なんていうかグランプリファイナルには魔物が棲んでいるんだなと…
では、第11滑走「超超がんばらんば!!グランプリファイナルSP」の感想&考察いってみましょう!
注意:ネタバレありです!あくまで私の個人的な感想や考察です。
OPの変化
今回は大幅にオープニングが変化しました!
すごい今更なんですが、OPの最初にほんの一瞬、勇利が耳を澄ます直前に映ってるのってもしかして顔が映ってないけどヴィクトル?
今まで気づきませんでした(汗)よく見るとここだけヴィクトルのスケート靴のブレードが銀色ですね。。。
ヴィクトルの背景は暗いまま…
しかし他の灰色とカラーのパートには色が付いてGPF出場選手が背景に登場しますっ!なんかもう最終回間近って感じですね(涙)
バルセロナの観客席にも色が付きました!
【気になるポイント】
ヴィクトルの背景が暗いまま
観客席がピンク色
グランプリファイナル ショートプログラム!
グランプリファイナル ショートプログラムの滑走順はこんな感じ!
- 勝生 勇利 24歳(日本)
- ピチット・チュラノン 20歳(タイ)
- ユーリ・プリセツキー 15歳(ロシア)
- クリストフ・ジャコメッティー 25歳(スイス)
- オタベック・アルティン 18歳(カザフスタン)
- ジャン・ジャック・ルロワ 19歳(カナダ)
そして解説はリアルGPFでも解説をしていた元フィギュアスケーターの織田信成さん!完全にリアルと同じだ!これっ(笑)
勇利のSP:愛について〜Eros〜
SP使用楽曲:愛について〜Eros〜
ロシア大会SPでは圧巻の滑りを見せた勇利ですが…
勇利のプログラム構成では完璧に滑ってもJJより低く、より高得点を目指しまだ完璧ではない4回転フリップをショートでも挑戦することにするのですが…
4話でヴィクトルが「勇利って考え事してるとジャンプ失敗するよね」と言っていましたがこの伏線がここでも……
7話では思いのままに滑り切りましたが、金メダルを本気で目指すがゆえ余計な力が入っているような滑りに感じました。
そして必死に戦う勇利の姿を見てヴィクトル自身のフィギュアに対する思いが語られます…
SP得点:97.83点
ロシア大会では100点越えの109.97点を出した勇利ですが今回それに及ばず。
ヴィクトルは勇利を通して世界を違う角度から見て新しい感情を知りました。
新しい感情を手に入れたヴィクトルはそれをどういう行動で表すのでしょうか。
【気になるポイント】
ヴィクトルが勇利の指輪にキス
→間接キス
諸岡アナ「必勝祈願のペアリングに〜」
→うん…まあ…日本では左手の薬指なので…
→ってどう考えてもおかしいって!?
→世間に知れ渡るペアリングの存在(笑)
サーラ「は?なんでペアリング?」
→現実的なサーラ
→うらやましがるミケーレ(笑)
→特に気にしないエミル(笑)
冒頭の演技の変化
→ヴィクトルのマネの「フッ」→「ペロッ」→「チュッ」→「凛々しい勇利」
→もう恥ずかしがっていない
思わず一緒に4Fをジャンプするヴィクトル
ヴ(新しい強さは自分で作り出すしかない…ずっとそう思っていた…)
ヴ(勇利へこれから与えるべきものは何だろう)
ピチットのSP:Shall We Skate?
SP使用楽曲:映画”王様とスケーター”より「Shall We Skate?」
ピチットくんは跳べるジャンプが限られるので他の選手に比べて構成点が低いのですが
自分が今出来ることを精一杯やり、そして何より滑ることを楽しもうとするピチットくんの性格がよく現れた滑りになっています。
勇利のスケートを見たピチットくんは何かを察したんでしょうね…滑ることはこんなに楽しいんだよ!勇利!ってそんなエールを感じられる滑りになっています。
デトロイトでの勇利とルームメイト時代の回想がまたよかった!
ピチットくんの「Shall We Skate?」への思い入れと勇利との友情がよくわる素敵なシーンでした!
いつもニッコリ笑顔が素敵なピチットくんですが、自分のすべてを出し切り感極まって思わず涙!もう感動ですっ!!
SP得点:95.73点
パーソナルベスト更新です!そして相変わらずSNS中毒(笑)
【気になるポイント】
幼いピチットくんも太眉褐色マジ天使!
ピ(守るべき過去は何もない!ここが始まりだから!)
映画「王様とスケーター」の主人公はタイ人
3匹のハムスターを飼っている
→色が金・銀・銅っぽい
ユーリのSP:愛について〜Agape〜
SP使用楽曲:愛について〜Agape〜
「純粋無垢でまだ愛を知らないような…」と2話でこの曲を勇利が評していましたが、これはまさにユーリのこと。
愛を知らなかったユーリが、勇利やいろんな人と出会いで愛のようなものに気づき成長していった様子がヤコフとリリアから語られます…
もうユーリが美しくて…本当の「アガペー」が完成しましたね!
SP得点:118.56点
はじめてのGPFで歴代最高得点!まさかのヴィクトル越え!!ユーリはまだ15歳シニアデビューしたばかりですよっ!これはとんでもないモンスター!
演技中は一切ユーリの言葉が出てこなかったのが印象的でした。あれこれ考えてしまった勇利と対照的でした。
そして10話で「ヴィクトル・ニキホロフは死んだ」そう言ったユリオの滑りをひとり見つめるヴィクトルですが…
その表情は見えません…驚いてる?怒ってる?喜んでる?悲しんでる?ショックを受けてる?
自分を過去のものにしたユリオにヴィクトルはどのような感情を抱いたのでしょうか。
ちなみにリアルでは羽生結弦選手がSP歴代最高得点保持者。
【気になるポイント】
ジャンプのとき手をあげる
→難しいので加点
→リアル世界女王ロシアのエフゲニア・メドベデワ選手と同じ技
→リアルGPFで見ましたよ!
ゴールデンスピン
→クロアチアのザグレブで開催されるフィギュアスケートの国際大会
→ユーリ優勝、グァンホンくん銅メダル
リリア「自分を支える愛はなんなのか。探しているときこそ人間は輝きます」
ユーリに昔のヴィクトルの姿を重ねるヤコフ
→ユーリはヴィクトルと同様もしくは越えた
→ヴィクトルも愛を探してた?
ヤコフ「さすがわしのユーリじゃぁー!」
→ヴィクトルの「勇利」もフリーできっとやってくれます!
クリスのSP:Intoxicated
SP使用楽曲:Intoxicated
今までヴィクトルに一度も敵わなかったクリスも25歳。ヴィクトルがいないGPシリーズで初めはモチベーションが上がらないと言ってましたが今回本気で金メダルを目指してきます…
SP得点:102.37点
スロースターターのクリスですが初戦に比べだいぶ精度が上がってきています。最終戦のフリーではさらに手強くなりそうです。
【気になるポイント】
ミケーレがなぜか真顔
→クリスの4回転ルッツにみんなは笑顔で拍手
クリスの彼氏らしき人物が!?
→クリスは彼いたんですね…ほっ(謎)
→ヴィクトルはあくまでライバルのようです
オタベックのSP:≪サマルカンド≫序曲
SP使用楽曲:≪サマルカンド≫序曲
サマルカンドとはウズベキスタンの古都。序曲はオペラなどの最初に演奏される曲のこと。
昨シーズンの世界選手権では王者ヴィクトル、ベテランのクリスに続き銅メダルだった18歳のオタベック。他人にはない自分なりの強さを求めて強くなった滑りを見せます…
SP得点:112.38点
さすがオタベックは強いです。ジャンプノーミスで軽々100点を越えてきました!フリーではどんな滑りを見せるのでしょうか。
ちょっと気になるのが5年前からバレエを踊っていないこと。
今までリリアが結構重要なこと言ってるんですよね。
4話「何度でも生まれ変われる人間が強いのです」
9話「強くても美しくなければ意味がないわ」
美しさを捨て?強さを求めたオタベックのフリーはどうなるのでしょうか。
利用できるものは何でも利用して優勝を目指すユーリとはちょっと対照的に感じました。
【気になるポイント】
ユ「ダバーイ」
→さらっとオタベックを応援するユーリ
5年前のユーリがマジ天使!!
オタベックは5年前からバレエを踊っていない
オ「正しい道なんて必要ない。氷の上は戦場だ」
→本当に氷の上は戦場?
クマのぬいぐるみ
→なぜクマ?
JJのSP:Theme of King JJ
SP使用楽曲:Theme of King JJ
唯一GPシリーズですべて金メダルを獲得して来たJJ。技術点の高いプログラムと完璧な滑りで圧勝かと思われたJJですが…
なんとまさかのグランプリファイナルに棲む魔物がJJに襲いかかります!!
JJは一見超自信家のウザいネタキャラに見えますが、いつでもフィギュアに本気です。
絶対自分が金メダルを穫ると信じています。
どんな困難な状況でも希望を失わず、最後まで自分を信じ金メダルのため難易度の高いジャンプに挑戦する姿に胸が熱くなりました!
リンクに響き渡る「Theme of King JJ 」がもう…(涙)
SP得点:86.71点
絶望するJJですが…JJの彼女やカナダ国民のあふれんばかりの愛に本当感動しました!
涙なしには見れませんっ!!きっとお茶の間の全カナダ国民も泣いていると思いますっ
「Theme of King JJ 」の歌詞ともリンクしててとっても感動的です。
本当に偶然なんですがリアルGPFのカナダのパトリック・チャン選手とかなり被ってましたね。
チャン選手のショートがとても素晴らしく、フリーで羽生くんがミスしたり、最終滑走のチャン選手が追い抜くかと思いきや…その後の展開がまんまJJで。。。
さらにカナダのパトリック・チャン選手はJJのモデルとも言われ…恐ろしいシンクロ率でした(驚)
【気になるポイント】
ジャンプを決めるオタベック
→オタベックのソルジャーの眼光にやられてしまった?
グランドスラムで婚約者と結婚!
→なぜそんな約束したっ!
→いくらなんでも難し過ぎぃ!
→いつになったら結婚できるの(笑)
開眼する織田信成さん(笑)
→JJが諦めなかったところでしたが何か意味が?
JJガールズのバッグの中の花束…
→決して投げられることはない花束(涙)
ここでもキレるユーリ(笑)
リンクの広告”winners”
→GPSからずっとありましたが
→カナダに「WINNERS」という衣料品店があります
→見方によってはロゴもちょっと似てるかも
→意味は「勝者たち」
JJのジャージに付いてるスポンサー
→ロゴがまんま「Canadian Tire」「カナディアンタイヤ」
→カナダのホームセンター
あれっ?EDのインスタでJJが肩抱いてる女性金髪なんだけど…?!
→JJの彼女というかフィアンセは黒髪
→これはさすがに何かの間違えかな…
→JJも彼女も相思相愛なんですが…
グランプリファイナル SPの結果
ショートプログラムは次のような結果になりました。
- ユーリ・プリセツキー(ロシア)
- クリストフ・ジャコメッティー(スイス)
- オタベック・アルティン(カザフスタン)
- 勝生 勇利(日本)
- ピチット・チュラノン(タイ)
- ジャン・ジャック・ルロワ(カナダ)
そして終りが訪れる…
「ファイナルで終わりにしよう…」
勇利がヴィクトルに終りを告げます。
これに対するヴィクトルの返答は来週…どうなってしまうのでしょうか。
それにしても…
9話 プロポーズ(仮)
10話 結婚式(仮)
11話 離婚話
昨日結婚して今日離婚とか!展開が早過ぎますっ!!
「愛について〜Eros〜」が伏線が明らかになりましたね。
魅了した美女をあっさり捨てる色男はヴィクトルではなく勇利でした。
【気になるポイント】
次回予告:「むき出しの愛」って!!?
最終回直前気になる伏線
最終回で注目すべきポイントは
- グランプリファイナルの結果
- ヴィクトルの復帰
- 勇利の引退(引退撤回)
- 勇利とヴィクトルの愛の行方
グランプリファイナルの結果についての伏線?
ピ(ワクワクしなきゃもったいない!)
ユ(あっ。途中から頭真っ白になってた)
→GPFで金メダルを穫るために必要なもの?
クリスSP曲「Intoxicated」の一節
→“Two shadows crossing us out…”「俺たちを通り過ぎるふたつの影…」
→こちらは誤訳でした。正しくは劇中曲から見た伏線「Shall We Skate?」ほかを
→「俺たち」=「ヴィクトルとクリス」?
→「ふたつの影」=「勇利とユーリ」?
→ユーリはSPでヴィクトルを越えた
→勇利はFPでヴィクトルを越える?
→昨年のGPFでヴィクトルは合計得点335.76点
→ロシア大会では勇利282.84点、ユーリ297.96点
→勇利は中国大会はもうちょっといいはずですが…
→だいぶ差がありますね…
→ヴィクトルを越えるのに必要なFPの得点は
→勇利FP237.93点(SP97.83点)、ユーリFP217.20点(SP118.56点)より上
→リアル歴代最高得点は羽生結弦選手の330.43点
ちなみにSPとFSの最高得点も羽生選手でSP110.95 112.72点、FS219.48 223.20点
→ユーリは行けそうな気もするけど勇利は…かなり難しそう…
勇「こんなんじゃヴィクトルを超えられない!」3話
勇(僕はヴィクトルの想像を超えられる!)7話
勇(この世界を変えることができるのは僕だけだ!)8話
勇(終りはヴィクトルと金メダルをとってから終わる)9話
ヴ「これはエンゲージリングだから金メダルで結婚だよ」10話
OPテーマ『History Maker』
→「歴史を作る者」
ヴィクトルの復帰の伏線?
ヴ(新しい強さは自分で作り出すしかない…ずっとそう思っていた…)
記者「そこまで魅力的な選手なら自分も戦ってみたいと思いませんか?」8話
勇(ヴィクトルにはGPFでコーチを辞めてもらう。そして…)9話
ヴ「俺と戦いたかった?」10話
→ユーリに対して
ヴ(そして…俺も…)10話
→モチベーションが上がったユーリを見て
勇利の引退撤回の伏線?
ヴ(新しい強さは自分で作り出すしかない…ずっとそう思っていた…)
記者「そこまで魅力的な選手なら自分も戦ってみたいと思いませんか?」8話
ヴ「勇利がずっと引退しなきゃいいのになぁ」9話
ピチットSP曲「Shall We Skate?」の一節
→“Just keep on believing our future must be present on the ice”
「僕たちの未来は氷の上にあるって信じ続けてっ」
→こちら誤訳でした。正しくは劇中曲から見た伏線「Shall We Skate?」ほかを
→他の歌詞や映画「王様とスケーター」のあらすじにも意味深な部分が…
勇利とヴィクトルの愛の行方の伏線?
LIFE(ライフ)がWIFE(ワイフ)っぽく聞こえる 10話
ペアリング=結婚指輪(ウェディングリング)10話
ヴ「これはエンゲージリングだから金メダルで結婚だよっ」10話
ヴ「勇利がずっと引退しなきゃいいのになぁ」9話
劇中曲「A Tales of Sleeping Prince」「Serenade for Two」「離れずにそばにいて」
→参考:劇中曲から見た勇利とヴィクトルの関係についての伏線
まとめ
11話まで放送が終り残り1話となってしまいましたね…
今回、最終回の伏線になりそうなものがたくさん出てきましたね!
リリアが前からちょくちょく深いことを言っているんですよね。
あと、やはり「あの選手のSP曲」がグランプリファイナルの結果に関する重大な伏線だと今回確信しました。
正直、勇利が絶対勝ってくれるって信じています!!
というかそうじゃないとヴィクトルと結婚できないじゃないですかぁ〜ヴィクトルとお別れなんて悲しすぎる(涙)
『ユーリ!!! on ICE』もマクロスFの「人はひとりじゃ飛べない!飛んじゃいけないって!それが分かったから!byアルト」メソッドと同じだと思うんです。
スケートはひとりじゃ滑れない。滑っちゃいけないって分かったから…
だから!!ヴィクトルと勇利は一緒に滑ってくれるっ!!と信じていますっ(涙)
今回リンクの送り出しが指輪にキスでしたが正直もう全然驚きません(笑)
10話より今回の11話の方が最終回直前の息抜きに感じました。
個人的に7話の感動的な感じが好きなのですが最終回はどんな感じになるんでしょうか。「離れずにそばにいて」が出てくるのか楽しみです!
それにしてもあと1回で全部まとまるのでしょうか?
GPFのフリーに意味深な1話の冒頭シーンもあるし…GPFのエキシビション(オープニング?)&バンケットも見たい。
それにエンディングの電車のシーン…全部は無理そうかな。
あとEDのインスタの「PABarthezzz」白ワインと男性の後ろ姿が映ってますが、結局出てきませんでしたね。
EDのインスタはGPFの後の出来事のように感じますが、どんな意味があるんでしょうか。
終わってしまうのほんと寂しいです!