『ユーリ!!! on ICE』感想&考察:最終回目前!ヴィクトルと勇利とユーリについての考察

ユーリ!!! on ICE 第1話 ヴィクトル アニメ感想&考察
出典:「ユーリ!!! on ICE」公式サイト

『ユーリ!!! on ICE』(ユーリオンアイス)第10話はとんでもない衝撃の1話でしたね(笑)

正直あの「伝説の7話」を越えるとは思ってもいませんでした!

衝撃的なシーンがあまりにも多過ぎて記憶から飛びそうにもなりましたが、冒頭でヴィクトルから彼に関する衝撃的な事実が明かされました…

こんな考察もしてみましたが…

『ユーリ!!! on ICE』感想&考察:劇中曲から見た勇利とヴィクトルの関係についての伏線
『ユーリ!!! on ICE』(ユーリオンアイス)本当に面白いですね〜! 物語の中だけでなくOP・EDの曲や映像にも意味深な伏線らしき物がちらほら見え先の展開を楽しみにしているので...

ひょっとしたら根本的にとんでもない勘違いをしているのかもしれない…そう思わされる回で、私はヴィクトルに対する見方がちょっと変わってしまいました。

特にヴィクトルを中心に勇利やユーリについて考察してみます!

注意:ネタバレありです!あくまで私の個人的な感想や考察です。

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ヴィクトル・ニキホロフについて…

まず10話まで見て感じたヴィクトルの人物像は、

【ヴィクトルの人物像】

フィギュア界のリビングレジェンドの絶対王者で天才。その演技と美貌で男女問わず世界中を魅了。ファンにも選手にもファンサービスを欠かさない生まれながらのアイドル。

普段はのほほんとしていていまいち何を考えているかわからないところがあり、本人には悪気はないのに天才であるがゆえに辛らつな言葉を吐くこのもしばしば。

こんな感じ。

「何考えているかわからない」のが特徴でしょうか。

 

そして、10話で明らかになったヴィクトルについての新事実とは…

20年以上「LIFE」と「LOVE」をほったらかしにしてきたこと

想像以上にヴィクトルの人生がフィギュアスケートの競技一色だったことがわかりました。

ヴィクトルが最後にLIFE(人生もしくは生活)とLOVE(愛)に向き合っていたのは20年ほど前のヴィクトルが7歳くらいの頃…こ、これはっ…

この事実からこれまでのヴィクトルに関する伏線やミスリードを見ていきましょう!

ミスリード?

まずミスリードかなぁと思う部分から!

世界中の女にモテまくりのヴィクトル(1話
→ハート目でキャーキャー言う女子にウィンクするヴィクトル
→色男のヴィクトルは恋愛経験豊富?

「離れずにそばにいて」(1話)
→ミナコ先生がヴィクトルに合ってないと言う
→ヴィクトルは女性に「離れずにそばにいて」と言われる方?

名前「ヴィクトル」
→リアル王者のプルシエンコ選手の本名は
→「エフゲニー・ヴィクトロヴィチ・プルシェンコ」
→参考:Wikipedia_エフゲニー・プルシェンコ
→ヴィクトルのモデルはプルシエンコ選手?

「愛について〜Eros」と「愛について〜Agape」(2話
→ヴィクトルが使う予定だったプログラム
→ヴィクトルは「愛について」「エロス」も「アガペー」も知っている?

「愛について〜Eros」(2話)
→勇利のイメージでは女を魅了しては捨てる色男(3話
→女性を次々に魅了する色男?

ヴ「例えば思い出してみるんだ。恋人に愛されたことを」(4話
→自信が持てない勇利に対してのアドバイス
→ヴィクトルは恋愛経験豊富で恋人に愛されてる?

ヤコフ(ヴィクトルにないものを求め形にしたプログラム〜)(7話
→ギオルギーのプログラムについて
→ギオルギーのテーマ「ハートブレイク」
→”heartbreak”「悲嘆」「胸が張り裂けるような思い」「失恋」「傷心」
→イケメンのヴィクトルには「失恋」はない?

上記の太字の部分が私がもしかしたらミスリードなのかなと思った箇所です。

 

ヴィクトルは超絶イケメンの色男。しかもフィギュアスケートのリビングレジェンド!世界中から愛されています。しかも名前がリアル王者のプルシェンコ選手と似ています…

なのでさぞ恋愛経験豊富で数々の女子と恋に落ち「離れずにそばにいて」と言わせてきたかと思いきや!

まさかの「約20年『愛』をほったらかし」発言。。。

ええーっ!

ちょっとまだよくわかりませんね…

伏線

では今度は伏線らしきものを見てみましょう!

ヴ「勇利はミナコが好きなの?」(2話)
→確かにミナコ先生は若く見えるけど親子ほどの年齢差があるのになぜ?
→ヴィクトルの最後の「愛」は7歳頃…
→ヴィクトルはバレエやスケートの先生に恋してた?

ヴ「初めての恋人は…」(2話)
→勇利に遮られるヴィクトルの恋ばな
→ヴィクトルの最後の「愛」は7歳頃…
→とってもピュアなラブストーリーを話そうとしていた?!

ヴ「みんながイメージすることの真逆をしないとビックリしないだろ」(2話)
→イメージの真逆をするのがヴィクトルのモットー
→イメージの逆の結果が「愛について〜ErosとAgape」
→ヴィクトルは「エロス」も「アガペー」も知ってそうなイメージですが…
→実は自分自身に対する逆のイメージ?
→ヴィクトルは「性愛」も「無償の愛」も知らない?!
→…ってさすがにこれは…ないないっ……な…い?

ヴ「泣かれるのは苦手なんだ。こんなときどうしたらいいかわからない」(7話)
→泣かせた女子は数知れず!と思いきや…
→女子を泣かせたことがあまりない?
→泣かせるような深い恋愛関係になったことがない?

ヤコフ(ヴィクトルにないものを求め形にしたプログラム〜)(7話)
→「ハートブレイク」するには「愛」を知っていることが必要条件
→「ヴィクトルにないもの」=「ハートブレイク」=「愛」?
→ヴィクトルは「愛を知らない男」?

20年以上ふたつの「L」…「LIFE」と「LOVE」をほったらかし(10話)
→酸いも甘いも知った大人の男性だと思いきや…こ、これはっ…!!

ヴィクトルの元カノがいつか登場して勇利が絶望顔するのかなぁと思っていたのですが…いっこうに出てきませんでした。。。

 

あと、2話で勇利の恋愛についてやたら聞きたがっているんですよね…

表現者にとって恋愛は演技の幅を広げる大切な要素。それにコーチをする上で教え子のことをよく知ることも重要ですが…

ヴ「好きな子はいるの?」
ヴ「恋人いるの?」
ヴ「昔の彼女は?」

こ、これはっ…

そして10話の去年のGPFのバンケットでの最後のヴィクトルの顔…

ま、まさか…まさかっ!?

本当のヴィクトルは…

正直ちょっと想像つかないのですが、もしかして…もしかすると…

ヴィクトルはまだ「愛を知らない男」なのでしょうか???

 

日本では昨今「草食系男子」という言葉が聞かれるように、勇利くらいの年齢で「彼女いない歴=年齢」はそれほど珍しくもありません…

が!ヴィクトルは27歳のロシア人!!

しかも超絶イケメンで人気者!!フィギュアに人生捧げているとしても、女子たちがほっとくわけありませんっ!!

そう考えると大人な恋愛経験ゼロはさすがに難しく…(それでも全然いいんですがっ!!)

一夜限りの関係とか…割り切った関係とか…あったかもしれませんが、ヴィクトルの人生に「本物の愛」は今までなかったのかもしれません…

 

ちなみに、キャラクターは複数のリアルの人物をモデルに作られているそうですが、名前やレジェンドという点ではヴィクトルはプルシエンコ選手に似ているようですが、これは「ある意味」ミスリードっぽいですね。

フィギュアには詳しくないのですがリアル日本大会で見た、ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手のコーチでトリノ五輪の銀メダリスト、ステファン・ランビエールさんが見た目、仕草、雰囲気がリアルヴィクトルでした。

(参考:Wikipedia_ステファン・ランビエール

勇利とヴィクトルの愛についても考察してみました!

こちらの記事には盛大なネタバレがあるので必ず最終回まで視聴してからご覧下さい!

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ふたりのユーリ

日本の勇利とロシアのユーリ(ユリオ)は名前が同じだけど一見正反対に見えます…

勇利 ユーリ
若くない 若い
ぱっとした才能がない 才能がある
自信がない 自信がある
自分の意見をはっきり言わない 自分の意見をはっきり言う
泣き虫 ロシアンヤンキー
子豚ちゃん(笑) 子猫ちゃん(笑)

しかし物語が進むにつれて、正反対に見えた2人の「意外な共通点」や「意外な一面」が分かってきます。

ふたり共通点「愛について」

「みんながイメージする真逆をする」というヴィクトルのモットーで

勇利とユーリはそれぞれ真逆のイメージの「愛について〜Eros〜」と「愛について〜Agape〜」のプログラムをヴィクトルから貰うのですが…

中盤ぐらいになると忘れがちですが意外とここ重要です!!

物語が進んでいくと何となく分かるのですが、選手のプログラムは選手自身を表しているようです。

 

この2つの対になるプログラムの共通点は「愛について」。

なので物語は勇利とユーリ(ユリオ)それぞれの「愛について」のお話になっています。

そして、このプログラムの元々の持ち主であるヴィクトルの「愛について」の物語でもあるんだと思います。

2人の大きな共通点はまだ「愛を知らない」こと。

ヴ「君たちは愛について考えたことがあるかい」(2話)
→勇利もユーリも考えたことがない
→勇利もユーリもまだ「愛を知らない」

勇利について

「愛について〜Eros〜」
→「Eros」とは「性愛」の意味
→勇利のイメージでは魅了した美女をあっさり捨てる色男(3話)
→勇(正常な判断が出来なくなること)「カツ丼」(3話)
→ヴィクトルを魅了する美女(カツ丼)(3,5話)
→ヴィクトルを魅了する勇利(6,8話)
→勇利は手に入れたヴィクトルを捨ててしまう?

ユーリ(ユリオ)について

「愛について〜Agape〜」
→「Agape」とは「無償の愛」の意味
→勇「純粋無垢でまだ愛を知らないような…」(2話)
→ユーリは純粋無垢でまだ愛を知らない?

まとめ

勇利とユーリについてはまた後でここに追記します。

10話はいろいろと衝撃的でしたね。本当(笑)

見たときは情報量が多過ぎて脳の処理が追いつかず数日間混乱していましたよ。正直今もよくわかってないです(笑)

今回のヴィクトルの新事実はほんとビックリで、今まで上手いようにミスリードされてヴィクトルの人物像が作られていたような気がしました。

まだあと2話あるので最後まで見ないと本当はどうなのかわかりませんが。

正直、約20年「LOVE」をほったらかしと聞いて、ものすごくピュアなヴィクトルが思い浮かんだんですよ…

でも、さすがにそれは難しいかなぁ〜日本人ならまだしもイケメンのロシア人じゃぁ…

そこんとこどうなんでしょう。。。

もし、万が一そうであれば…これはミラクルっ!!奇跡ですっ!!

ヴィクトルが本当はどういう人物なのか、どんな気持ちで勇利のコーチを決めたのか、そしての勇利への愛はどういうものなのか…とにかく最終回まで目が離せません!!

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