今回は毘沙門亀甲の模様を描いてみました!
正六角形の亀甲模様を三つ山形にくっつけた模様が特徴の和柄です。
毘沙門天の甲冑にこの模様が使われたことから毘沙門亀甲と呼ばれるようになったそうです。
以前描いた亀甲模様のパターンを元にして描きます。
事前準備
1. 亀甲模様のパターンを用意する
まず亀甲模様のパターンを用意します。
亀甲模様の描き方はこちらを参考に!
[表示]から[ガイドの表示]、[ガイドにスナップ]、[キャンバスの境界にスナップ]するようにして、キャンバスの中心にガイドを表示すると作業しやすいと思います。
ガイドを表示する方法を参考に。
図のようにポイントになる場所にガイドを表示します。
2. キャンバスサイズの幅を3倍にする
[画像]-[キャンバスサイズの変更]からキャンバスの幅を3倍にします。
亀甲模様のパターンを複製し図のように横に並べます。
並べたら1と同じようにガイドを表示します。
毘沙門亀甲のパターンをつくる
図の赤線の部分が毘沙門亀甲の模様になります。赤線に沿って[パス]を使い形を作ります。
[パス]は枝分かれできないので、[可視のパスを統合]を使ってつなげていきます。
[パス]で毘沙門亀甲の形を作ったら、[編集]から[パスの境界を描画]します。
[線の幅]を偶数にするのがポイントです。
この毘沙門亀甲のパターンになります。
GIMPパターンに追加して塗りつぶすと…
まとめ
こんな感じの毘沙門亀甲のイラストになりました〜!
ちょっと地味なパターンなので、内側に模様を描いたり線の太さを変えてアレンジしてみました!
トップのイラストはこのパターンを使って描いています。
今回は亀甲模様の応用、毘沙門亀甲の模様を描きました!
以前作った亀甲模様のパターンを利用するので簡単にできました!
……がこの方法には欠点が。
トップのイラストを見るとわかるように、今まで描いたパターンと比べるとパターンが大きめ。
亀甲模様そのまま三つ組み合わさってるのでそりゃ大きくなりますよね。。。
毘沙門亀甲の大きさをあらかじめ決めてから、小さめの亀甲模様を作るのがよさそうです。