今回は大理石のテクスチャを作ってみました!
大理石の模様は手描きでなく「フィルター」の「ソリッドノイズ」などを使って描いているので意外と簡単できます。
しかもなかなか結構リアルな感じに作れましたと思います!
大理石テクスチャをつくる
1. ソリッドノイズで雲をつくる
GIMPを起動し新しい画像を開きます。
[フィルター]-[下塗り]-[雲]-[ソリッドノイズ]を選択します。
[詳細]は7くらい、[Xサイズ]と[Yサイズ]はキャンバスの大きさにあわせて調節します。
[乱数種]の値を変えていき黒と白が偏りなくあるものを選びます。
設定できたら[OK]を押します。
こんな感じの雲が描画されました。
2. 大理石の模様をつくる
先ほど作った雲レイヤーを複製します。
複製したら上にある方の雲レイヤーを[色]-[階調の反転]します。
[階調の反転]をしたレイヤーのレイヤーモードを比較(明)にします。
すると灰色の筋ができます。
灰色の筋を整えていきます。
[色]-[レベル]を選択します。レベルダイアログの赤丸で囲んだ灰色の三角形、中央点(ガンマ)を左右に動かし灰色の筋を変化させて好みの大理石の筋を作ります。
ちょうどいい具合にできたら[OK]を押します。
こんな感じにできたら下にある雲レイヤーと統合します。
3. 大理石の模様を調整する
模様をもう少しはっきりさせたいので、[色]-[明るさ-コントラスト]を使って調整します。値はプレビューを見ながらお好みで。
先ほどより模様がくっきりしてより大理石っぽくなってきました!
少し寝ぼけた感じなので、[フィルター]-[強調]-[アンシャープマスク]を使って灰色の筋をシャープにします。
筋がシャープになりました!
これが大理石テクスチャになります!
大理石に色をつける
大理石に色を付けていきます。
大理石テクスチャのレイヤーの上に新しいレイヤーを追加して、大理石につけたい色で塗りつぶします。
このレイヤーモードを「オーバーレイ」にして完成です。
大理石のイラストができました〜!
まとめ
今回の大理石テクスチャの作り方で一番のポイントとなるのは「ソリッドノイズ」で雲を作るところです。
白と黒のバランスが程よい感じの雲でないと、きれいな大理石の模様になりません。
何回かやってみていい感じの大理石テクスチャを作ってみてください。
今回は「ソリッドノイズ」で大理石テクスチャを作りましたが、「ソリッドノイズ」の代わりに「プラズマ」でもできます。
「プラズマ」で作った模様を脱色して、あとは今回の方法と同じです。
よかったら試してみてください!