『正解するカド』第2話「ノヴォ」の感想です!
今回は真道さん達、飛行機の乗客乗員とヤハクィザシュニナのファーストコンタクトがどんなものだったか明らかになります!!
注意:ネタバレありです!あくまで私の個人的な感想や考察です。
ヤハクィザシュニナと日本国の交渉開始!
ヤハクィザシュニナが「カド」と呼んでいたこの「立方体」のコア。
真道さんも限定的ですがテレパシーが使えるようにしたり、かなり高度な科学技術の代物のようですね。
とりあえず、日本国との交信を求めるヤハクィザシュニナでしたが
ヤ「時間を定める、6秒…1分…1時間…2時間…3時間……3時間」
日本国という集団に求められた意思統合時間が
6秒!?
短すぎるよッ!!
きっとヤハクィザシュニナの種族は、一瞬で集団としての意思統合を行えるほど進化した知的生命体のようですね。
「個」というよりはもはや一つの「集合体」として存在しているような感じでしょうか。
人類とは進化度合いがかなりかけ離れています。
真「これでどうだ?」
ヤ「95パーセント」
真「十分だろ」
「95%」とは「正解率」でしょうか?
最後に真道さんが「乗客乗員合わせて251名は無事生存」と伝えていましたが、「252名」と言わなかったのがちょっとだけ気になりました。
1名、真道さんは見れば生存してるって話だから含めなかったのかもしれませんが。。。
【気になるポイント】
約30時間前にカドに飲み込まれた
カドはヤハクィザシュニナの所有物
ヤハクィザシュニナは別の宇宙からやってきた
徭沙羅花
→外務省 国際交渉感
徭さんのデスクの上
→亀、お神輿の上に付いてるような鳳凰、もうひとつは小箱??
→亀はちょっとわからないけど、なんとなく聖櫃(アーク)を連想します
未知との遭遇…
前回に続き、こんな状況でもプロの機長さんキャビンアテンダントさん達が頼もしいッ!
乗客もとりあえず生きているということで意外と冷静でしたね。
前回の彼方ちゃんに続き、当たり前のことをひとつづつ確認していくのか面白かった。
そして、真道さんがめっちゃ勇敢!カックイイ!
真道さんがカドに触れて、内部が見えるようになり、ヤハクィザシュニナが人の形を模して現れたり、人間の接触を待っているようでしたね。
ヤハクィザシュニナは真道さんのイメージを読み取り自分を形どったのでしょうか。
そして
全裸ですよッ!!
やっぱSFはこうでなくちゃ!
ヤハクィザシュニナが、宇宙人式の意思疎通法から少しずつ人間式のコミニュケーション法を確立していったり
初めは動物的だった表情が、少し機械的なものの人間的に変化していくのが興味深い!
そしてスマホ!
もうスマホひとつあれば人類のことがざっくりわかっちゃうのが凄い(笑)
真道さんに泣きついてた花森も、真道さんのピンチに飛び出していったり、なかなかやりますね!
【気になるポイント】
28時間前
→乗客乗員が覚醒
ネゴシエーターの実力!
ヤハクィザシュニナの服もスタートレック風というか、誰かが想像した宇宙服って感じでした。
これ誰のイメージだろ。
そして、ヤハクィザシュニナは乗員乗客に食料の供給を約束しましたが…
カドによる食料の供給法が…
まさかの…
レプリケーター…
『スタートレック』に登場する分子を利用して食事や色んな物を複製する装置「レプリケーター」っぽかったですね!(参考:Wikipedia_レプリケーター)
ちなみに、管理人は『スタートレック』観たことがありません。オカルト好きで知りました。
これがリアルにあれば食料問題解決しますよね〜いいなぁ〜。
そして
ヤ「これよりあなたたちの疑問に答え、情報を供出しよう。私、ヤハクィザシュニナと『きょうかいたい』カド、それら全ての源流『ノヴォ』」
真道さん、花森、そして機長さんたち、ひょっとしたら乗客乗員全員がヤハクィザシュニナに付いてと「正解」を既に教えてもらったのかもしれませんね。
【気になるポイント】
25時間前
→交渉開始
ヤハクィザシュニナのポーズ
→ヨガのポーズ?
→というか瞑想するブッダのポーズ?
252人で29日
23時間前
→ほかほかの食事提供
「きょうかいたい」
→共解体?境界体?
「ノヴォ」ってなんだ?
→第0話のサブタイトルは「ニノヴォ」
→「始まり」とかの意味かな?
ヤハクィザシュニナの目的
ヤ「私はこの世界を推進する。その為にも世界人類との意思疎通が必要と考える」
真道さんは、ヤハクィザシュニナの目的を聞き知っているような感じでしたね。
まだはっきりしませんが「世界の推進」とは、やはり「人類の進化」ということでしょうか。
真道さんがヤハクィザシュニナとがっちり握手していたので、信頼の置ける相手のようですが、彼の目的が気になります。
ヤハクィザシュニナのマントのイメージは子供の絵本からで、乗員乗客の意識を読み取っているようです。
全員が外に出るのに29日かかるようですが
彼らは飲み込まれた時にカドと融合してしまい、今はその一部として存在しているということでしょうか。
ヤ「常に思考し続けること。それが世界における唯一の正解だからな」
これも「正解するカド」のヒントでしょうか。
【気になるポイント】
10時間前
→真道さんの復元(?)開始
2.74時間
→1人を外に転換するのに必要な時間
男の子が読んでいた絵本
→王様と犬
→母「それを見つけた王様は庭に出て犬に話しかけました」
『正解するカド』考察
ヤハクィザシュニナの目的とは?
「世界の推進」のようですが、なぜこの世界を推進したいのでしょうか。
第1話冒頭の真道さんの台詞をみると、Win-Winの関係
「世界の推進」はヤハクィザシュニナにとっても「利益」になるんだろうと予測しますが
万能なテクノロジーを持ち、姿さえも自由に変えられるほど進化した存在にとって、この「世界の推進」が彼の「利益」になるのか、ちょっと想像できませんよね。
でも、オカルト的には他種族の進化は自種族の為になる話なんてもあります。
すべての源流「ノヴォ」とは?
元ネタが神話なのか、SFなのか、哲学なのか、はたまたガチの宇宙人からの情報なのか、何なのかわかりませんが、あらゆる存在は「大いなる源」から生まれたという話があります。
『FF7』では「ライフストリーム」と呼ばれていたり、『クロノクルセイド』では確か「アストラルライン」だったり
様々な創作物にも見られる「大いなる流れ」「魂の大河」「ソース」などと呼ばれる物。
全ての存在はこの「源」から生まれ、進化の果て、最後はまたそこへ還っていくと言われています。
この「源」に還ることが全ての存在の目的だそうですが、そこへ還るには霊的に進化する必要があるそうです。
そして、自種族の霊的進化の為に、他種族の進化を助ける必要があるという話があったりします。
ヤハクィザシュニナが言っていた「ノヴォ」…ひょっとしたらこの「源」のことでしょうか。
アニメ化もした『クロノクルセイド』すごく面白くておすすめです!
世界の推進とは?
「世界の推進」がどのようなものかまだわかりませんが、次回予告を見るとヤハクィザシュニナから人類に高度なテクノロジーが渡されそうな感じですね。
目的が「人間の進化」だとした場合、「世界の推進」はやはり「レプリケーター」や「フリーエネルギー」が関係してきそうですね。
人間の進化は、肉体的な進化ではなく、やはり霊的な進化、精神的な進化なんじゃないかと想像します。
「肉の牢獄」に閉じ込められているが故、人間の生は悲惨なものになっているという話が哲学にもあるように
肉体がある人間は、死を避けるべく、生命維持に不可欠な衣食住の確保の為の労働に多くの時間を費やしています。
「レプリケーター」や「フリーエネルギー」を与え、人間がより精神的な活動に重きを置ける生活ができるように「世界を推進」していくのでしょうか。
ヤハクィザシュニナを見ると衣食住など生命活動に無関心で、既に肉体を失うほど高度に進化してた存在のように見えます。
別の宇宙
ヤハクィザシュニナは「別の宇宙」から来たそうですが
この「別の宇宙」とは「別の銀河」という意味ではなく多元宇宙論的な「別の宇宙」のことでしょうか。
ヤハクィザシュニナと人類の因果
無数にある星々の中でこの地球にやってきたヤハクィザシュニナ。
なぜ地球だったのか、地球である必要があったのでしょうか。
「細胞」だったりとちょっと気になるOP。
ひょっとして、大昔、人がまだ類人猿だった頃に地球にやって来て、遺伝子操作して「ヒト」を作った創造主だったりして。
進化の頃合いを見て、人類を進化のネクストステージに推し進める為に再びやってきたとか。
まとめ
人類と異星人のファーストコンタクト面白かったですね!
そして、カドが万能すぎて一家に一台欲しいッ!!
よく政府高官・要人はずっと前から宇宙人とコンタクトしてて
SF映画などは、来るオープンコンタクトに備えた一般民衆への部分的な情報開示(ディスクロージャー)じゃないかと言われていますが
「これ、本当に近いうち来るんじゃない!?」
なんて思ったりワクワクしましたよ!
オカルトでは、リアル宇宙人はレプリケーターを使ってる、なんて話もあったり見てて大変面白かった!
『スタートレック』みたいな世界が早くやってくるといいですね〜!
日本政府とヤハクィザシュニナの交渉も気になりますが
地味に気になるのが、飲み込まれた人達のこれからの1ヶ月(笑)
カドを使って過ごしやすい居住空間とか作ったりするんでしょうか?
あと、さすがに毎日同じメニューだと飽きる!
その辺カドがどんな働きをするかも気になります。
カドに取り込まれるのも貴重な体験ですが、世界が変わる瞬間を見れないのはかなり悔しいと思う(笑)