『正解するカド』第4話「ロトワ」の感想です!
前回は人類とヤハクィザシュニナの交渉でしたが、今回は人類同士の交渉が始まります!
人類同士、国同士の交渉は想像以上に難しそうです。
注意:ネタバレありです!あくまで私の個人的な感想や考察です。
国内協議と国連…
首相官邸で「第一回 異方関連問題対策協議」が行われるのですが
日本人の「異方」に対する反応の大部分が「わからない」と言うのがなんとも日本らしいですね。
個人的には「フリーエネルギー!わーーーいっ!!」て感じですが
無限のエネルギーによる「失業」「金融経済の混乱」「利権」とか
得体の知れない宇宙人からの「怪しいテクノロジー」などが気になるのでしょうか。
なかなか受け入れにくそうですね。
そして「国連安全保障理事会」ですよ…
米「日本は全てのワムを国連に提出し、今後は国連の管理物にする」
まだ、日本はワムを手に入れたばかりで独占も何も、それどころじゃないのに、かなり話が早急な感じがしますね。
国連には「ワムを分け合って有効な使用法を模索する」という考えは一切ないようです。
もちろんワムによる混乱や争いも考えられますが、「利権」を脅かされるのを恐れているのでしょうか。
そして「国連の管理物にする」とありますが、本当に「管理」するだけでしょうか。
誰かがこっそり独占的に使用しても一般庶民は確かめようがないですよね。。。
あと、国連はヤハクィザシュニナの要求を却下して怖くないのでしょうか?勝てると思ってるとか?
あんなのテレビで見せられたら普通に逆らおうと思わない(笑)
いやヤハクィさんいい人そうだけど!
あと、カドでワムを無限に複製できるのかと思えば、そうではないのですね。
カドでパンを「変換(複製?)」するのと、ワムを「変換」するのは別物なのでしょうか?
【気になるポイント】
2017年7月29日
→ヤハクィザシュニナとのファーストコンタクトから3日目
現解放人数
→2/251人解放
真道さんと浅野さんのアツいハグ(笑)
日本国異方担当特使
→内閣総理大臣並みの権限を保有
→花森
異方の交渉官
→真道さん
ワム
→現在167対
→異方から変換:10対/日
交渉官 vs 交渉官!
徭「私はワムなんてない方がいいと思います」
確かにワムは人類にとってちょっと早いような感じもしますが、ワムがない方がいいとはちょっと気になりますね。
前回も人をあまり良いものではないと思っているような台詞があったり、徭さんは「人の愚かさや醜さ」のようなものを今まで見てきたかもしれませんね。
そして、全世界に配信されてしまった「緊張と緩和」の動画をさらっと検索して本人に見せる真道さんが鬼畜(笑)
【気になるポイント】
真道さんを気にする夏目さん
徭さんの右手の薬指に指輪
国立研究開発法人 総合科学研究所
御船先生が謎が多いワムについて判明したことを説明してくれるのですが…
全然わからんッ!!
人間があーだこーだしなくても勝手に電圧が変わるのはすっごーい!!(フレンズ並みの感想)
御「なんでも過ぎれば毒になる」
ワムは二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーだそうですが、いくら無限のエネルギーだからといって過度に使えば地球を温暖化する可能性もあったり
使用する人類の資質が問われそうですね。
【気になるポイント】
ワム
→二つの構造体が対に
→プラスとマイナス
→構成物質:高分子
→形が6種類
核兵器レベルの扱いのワム…
「カドに取り込まれた飛行機の乗員乗客はどんな生活してるのかな〜!」
と楽しみだったのですが…
割と災害時の対応みたいでカドを使ってなくて若干がっかり。
カドはワムの変換に忙しそうですし、未知のテクノロジーで作られたもの口に入れるのは、緊急時以外は抵抗があるかもしれませんね。
それとも、カドでできることをまだ外の人間に隠しておきたい戦略とかがあるのでしょうか。
機内食のメニューが変わってて地味にほっとしましたよ〜
ヤハクィザシュニナも人間の様式で本を読んでたり、一緒に食事したり、人間に寄り添う感じでいいですね!
腕の部分が若干おかしいけどッ!!
そして、祝 花森、日本国異方担当特使任命(笑)
花森が首相相当の権限を使う日は来るのでしょうか…来ないよなぁきっと。
ヤ「私はこの数日の間に国というものを観察し学習した」
ってカドの中にいてどうやって観察、学習したんでしょう?
カドに取り込んだ人間から?それとも千里眼のような万物を見渡す目のようなものがあるとか?
ユノクル(≒心)を感じる能力があるようなので、世界中の人の心を読んでいるとか。
ヤ「概念が定義を超えて力を持っている。暴走していると表現できる」
確かに選挙という形で国のあり方に意思表示できる機会がありますが
あくまで「反映されているはず」というだけで、実際のところ一般市民の意見がどのくらい反映されているか不明ですよね。
都市伝説なんかでは、主要国は世界征服を目論む秘密結社に牛耳られているッ!!
なんて話もあり、国民どころか人類の意思に反した重大な意思決定がヒエラルキー上位によってなされている、なんて話もあったりします。
ヤ「ワムの浸透と拡散をより推進する別の方法がある」
ヤ「この世界に爆弾を落とす覚悟だ」
これ全く予想できません!
いったいヤハクィザシュニナはどうやって人類というか国連を説得するんでしょうか??
【気になるポイント】
テント、物資
“Plesiosaurus”「プレシオサウルス」
→恐竜の一種
→「爬虫類に近似した」という意味から名付けられたそうです
→あっ……
「恐竜図鑑」の表紙
→ティラノサウルスとケツァルコアトルス?
現解放人数
→5/251人解放
→残り246人
ワムの国連での扱い
→核と同様に厳重管理と拡散防止
日本 vs 全世界
もうね国連安全保障理事会に出席する日本代表の人…
めっちゃツラそう…
国連の要求に日本が応じない場合、強制措置の「国連憲章 第7章」が適応されてしまうそうですが…
この「国連憲章 第7章」…
羽「金融規制、渡航禁止、外交断絶、そして国際軍事行動の実施だ」
あかん…これ完全にあかんやつや…
いきなりこれは酷すぎるッ!!
これじゃ、日本 vs 全世界で第三次世界大戦が始まっちゃうよぉ〜
いや…さすがにアニメだからかなり劇的になってると思いますが…
まだ日本なにもしてないのにひどいよぉ。
そして、ここからの犬束総理ですよ!!
さすがユノクルが比較的安定している国の総理です…言うことが違いますよ。
国連はってか人類は何をやってるんだと!!
そして、この局面を乗り越えるキーとなるのが品輪博士のようですが…
次回予告がパイタッチ!?
ヤハクィさん何やってんの(笑)
来週、国連はかなり混乱しそうだし、日本も攻撃されそうだし…
パイタッチどころじゃねぇ!
【気になるポイント】
国連安保理決議第2246号
第一候補
→第二候補も来る?
『正解するカド』考察
プレシオサウルス
ヤハクィザシュニナが読んでた「恐竜図鑑」のページが「プレシオサウルス」でしたが
この恐竜は「爬虫類に近似した」という意味から名前がつけたれたそうです。。。
(参考:Wikipedia_プレシオサウルス)
オカルトとかUFOとか宇宙人とか都市伝説が好きな人は「爬虫類」と聞いてピンときた人もいるのではないでしょうか…
異星人関係の話で「爬虫類」と聞いたらあの悪名高い
トカゲ型エイリアン「レプタリアン(レプティリアン)」ですよ!
にわかには信じがたいことですが、オカルトや都市伝説では
世界のあらゆる権力は某秘密結社によって牛耳られていて、その背後にはレプタリアンがいるッ!!
なんて話もあります。
また、毎回感想でちらちら言っている「ディスクロージャー(情報開示)」ですが
人間に有用なフリーエネルギーやアンチエイジングなどの技術を秘密にし、ディスクロージャーの邪魔したり、人間を愚民化し進化するのを阻止しているのが、この宇宙人だと言われています。
このプレシオサウルスが何かのメタファーなのかは不明ですが、『正解するカド』はディスクロージャーがテーマのひとつかもしれないなぁと思いました。
ティラノサウルスとケツァルコアトルス
「恐竜図鑑」の表紙は「ティラノサウルス」と飛んでいるのはプテラノドンのようにも見えますが「ケツァルコアトルス」でしょうか。
ティラノサウルスは、肉食恐竜で獰猛な捕食者…
なんだかレプタリアンを想像しますね。。。
そして、ケツァルコアトルス。
アステカ神話の蛇神、「羽毛ある蛇」という意味の「ケツァルコアトル」にちなんで名付けられたそうです。。。
ケツァルコアトルは、蛇神の他に文化神、農耕神、風の神、創造神、金星の神などとも考えられたそうです。
ギリシア神話のプロメテウスのように、人類に火をもたらした神とされたり、神話では平和の神とされ、人々に人身供犠をやめさせたそうです。
また、白い顔の男性とも考えられるそうです。。。
(参考:Wikipesia_ケツァルコアトル)
「蛇神」「創造神」「金星の神」「プロメテウス」「人類に火をもたらした神」「平和の神」「白い顔の男性」…
キーワード的にだいぶ意味深ですね。。。
「蛇神」からはレプタリアンも想像できますが、全体的にヤハクィザシュニナの暗喩のようにも思えなくもないです。
「金星」は、「明けの明星」「堕天使ルシファー(悪魔サタン)」を想像します。
「蛇」は、聖書の創世記でイブをそそのかし禁断の果実(知恵の実)を食べさせ、アダムとイブがエデンの園を追放される原因を作りましたが、この蛇もルシファー(サタン)だと言われています。
「プロメテウス」は、人間を創造したとも言われ、ゼウスの反対を押し切り。天界の火を盗み、人類が幸せになると信じてそれを与えました。
解釈によっては「プロメテウス」に「神に昇進させた者」という意味があるそうです。
また、「プロメテウスの火」は原子力など人間の手に余る強大な科学技術の暗喩で用いられたりもするそうです。
(参考:Wikipedia_プロメテウス)
「恐竜図鑑」の表紙では、1体の強く凶暴そうなティラノサウルスの上を3体のケツァルコアトル?が飛んでいて、うち1体がティラノサウルスにすぐ後ろに迫っています。
この辺も何かの伏線になっているのでしょうか。。。
管理人は聖書の正しい解釈を知らないので、とんちんかんなことを言っているのかもしれませんが
個人的には楽園追放は悪いことではなく、人間の進化のために必要だったんじゃないかなぁと思います。
映画『楽園追放』でも考察してみました。
まとめ
今回は人類サイドのお話でした。
個人的には未知との遭遇的なSFチックな話が好きなので少し休憩回のような感じでしたが
「国連憲章 第7章」がやばかったですね〜!
さすがにリアルでは、こんなにスピーディーに、そしてまだ何にもやってない段階でこれはないと思いますが(笑)
実際、人類がワムを手に入れたらどうなるんでしょうね。
アニメの中だと夢のエネルギーの有効活用などの議論なしに「厳重管理と拡散防止」が決定してしまいましたが、リアルでも「利権」関係の抵抗は凄いのでしょうか。
一般庶民の管理人は「みんなで仲良く分け合ってのんびり暮らせたらいいなぁ」なんて思うのですが
支配階級にとって「人類が奴隷でなくなってしまう」のはそれほど不都合のようですね。
次回、一体どうなるのでしょうか。
ヤハクィさんが品輪博士にパイタッチ(?)で何やらワムの真理的な何かを伝えて国連をどうこうする展開のような感じですが…
全く予想できない!!