今回はGIMPで鹿の子絞り(鹿の子模様)を描いてみました!
鹿の子絞りとは絞り染めの技法のひとつで子鹿の背中の小さな斑点に似ていることから鹿の子と呼ばれるようになったそうです。
なんともレトロでかわいらしい和柄の模様ですね〜!
事前準備
GIMPを起動し新しい正方形の画像を作成します。
鹿の子模様のパターンは小さいので小さめのキャンバスサイズにします。
ここでは60×60pxのキャンバスで描いていますが、パターンを付けたい画像のキャンバスサイズに合わせて変えてみてください。
[表示]から[ガイドの表示]、[ガイドにスナップ]、[キャンバスの境界にスナップ]するようにします。
キャンバスの中心にガイドを表示すると作業しやすいと思います。
ガイドを表示する方法を参考に。
鹿の子絞りのパターンをつくる
透明レイヤーを追加します。
[矩形選択]でキャンバスの中央に角を丸めた四角形を作り好きな色で塗りつぶします。
四角形の大きさはキャンバスの半分くらいの大きさにします。
[角を丸める]で適度に角を丸めます。丸め過ぎると丸になってしまうので注意。
角が丸まった四角ができました。
[丸いブラシを選択して[消しゴム]を使って四角の真ん中を丸く消します。
[回転]ツールを使って45度回転します。
回転できました。これが鹿の子模様のベースになります。
[回転]したためキャンバスサイズが大きくなってしまったので、[レイヤー]-[レイヤーサイズをキャンバスに合わせる]をします。
できたら鹿の子模様のレイヤーを4つ複製し、[移動]ツールを使い四つ角にそれぞれの鹿の子模様の中心がくるようにドラッグします。
図のように配置できたら鹿の子模様のレイヤーをすべて統合します。
これで鹿の子模様のパターンになります。
GIMPパターンに追加して塗りつぶすと…
まとめ
鹿の子絞りの模様のイラストの完成です!
かわいらしい赤字の背景に白の鹿の子に色づけしてみました!
レトロでかわいい鹿の子模様の描き方いかがでしたか?
今回の鹿の子模様は今まで描いてきた和柄のなかでも一番に簡単に描ける部類じゃないでしょうか!?
でもかわいさは和柄の中でもトップレベルだと思います!!