『正解するカド』第8話 感想&考察:漂う不穏な空気…しかしもう後戻りできない

正解するカド 第8話

©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI

『正解するカド』第8話「タルネル」の感想です!

ちょっと…いや…確実に不穏な空気が漂ってきました…

ヤハクィザシュニナが正しいのか、徭さんが正しいのか…

もう全然わからないッ!!

注意:ネタバレありです!あくまで私の個人的な感想や考察です。

 サンサの映像を放送していいものか…

プレミアム真道さんを見る限り「サンサ安全じゃん!」と楽観していましたが…

歌「人間の脳に作用する映像…そんなもの流せばどうなるか。体調を崩す人だって…」

歌丸さんは、意外と真理を突いている人物なんじゃないかと思っているのですが…

画「俺は平気だと思います。言野さんも感覚でわかるでしょ。寝ないこともできるようになったってだけっすよ」

歌「もしも、それだけじゃなかったら。どう責任を取れば…」

なんだか不穏な雰囲気に…

サンサの配信について言野さんは…

言「最後の判断は個人、世界人類の意志に委ねたい」

ヤハクィザシュニナは、以前、言野さん達を「好き」と言っていましたが

「信念を持った人物、他者と分かち合える人物」

だから好きなのか…

「自分の思惑どおり動いてくれそうなコマ」

だから好きなのか…

わからなくなってきたッ!!

【気になるポイント】

ふわふわ飛び回るカド

ヤハクィザシュニナが読んでいた本
→武者小路実篤の「人間萬歳」
→この本内容が超意味深…これ伏線なんじゃ…

SETTENの壁紙
→UFO

サンサ公開に反対したSETTENメンバー
→ビジョップさん苗字だけど
→”bishop”「司教」の意味

 真道さんとデート!?じゃなくて交渉!!

快く真道さんを徭さんに貸し出す花森!そんな花森に冷たい夏目さん!

うん…管理人は夏目さんを応援したいけど。。。

真道さんとデート!じゃなくて交渉する徭さんの普段着が…

ダサすぎたッ!!

「くり」ってなんだよ…(汗)

徭さんの実家は、飾り金具屋さんなんですね〜!

真道さんも徭さんも超絶エリートなのに実家は一般庶民って感じなんですね。

そして、盛大に勘違いする徭さん父と兄(笑)

いや、これは徭さんが完全に悪いよ!

2話で徭さんのデスクに鳳凰がついたお神輿のようなものがあって気になっていましたが、そういうことだったんですね!なるほど〜!

徭父「嫌なことでもあったか。お前が工房に来んのは大抵弱ってる時だからな」

徭さん…そんなにヤハクィザシュニナが嫌だったんか…

徭「真道さんは龍を見たことがありますか?」

いや、ないだろ!!

徭「人が龍を想像して、それを人が彫ります。そうして出来上がったただの金属に命を感じるのもまた人です。全てが人間の営みなんです」

でもここで聞くって…ヤハクィザシュニナ=龍()の伏線だったりするんでしょうか。。。

水族館のクラゲを見て…

徭「人間も祖先を辿ればこんな感じだった時代もあるんですよ。生物は遥かな昔から分化して、進化して、拡散してきました。それは自然に、全ては自然に生まれたんです。誰かが創ったわけじゃない、誰の意に介さず、自然が、自然に誕生したんです。それって奇跡ですよ」

はうッ!管理人が考察してきたことの真逆じゃないか…orz

しかし、やたら「自然」を強調してるのがちょっと怪しいぃ…

でも、徭さんは結構まっすぐな性格で、裏でこそこそ企んでるタイプではなさそうだし、彼女の行動の真意がまだ見えてきませんね。

徭「私は交渉とは相手と理解し合うことだと思っています」

うーん。

そう言う割に、徭さんは異方を理解しようとしているようには見えないんですが。。。

今回のデートだって、交渉人の真道さんよりヤハクィザシュニナ本人とした方が、相互理解になったと思うのですが。。。

ヤハクィザシュニナは手強そうなので、交渉人から懐柔していくのが徭さんの交渉スタイルなのでしょうか。

それとも無意識に危険な存在だと気付いているとか。

徭「異方存在が嫌なんじゃありません。ワムもサンサもそのテクノロジー自体は間違いなく人類に有益だとわかっています」

徭「利益より大事なものがあるからです。それがここです。宇宙。チリが集まり、銀河が生まれ、星が生まれて地球が生まれました。その地球に小さな命が生まれ、栄え、滅び、生き残って、ついに人が生まれました。人は文明を生み、街を作り、文化を育みながら、今も生き続けています。その全てはこの宇宙の出来事で異方のことじゃない、異方のものじゃないんです。ここは私たちの場所です。ヤハクィザシュニナが壊して良いものじゃない。守りたいんです。人類と世界の尊厳を、私の、私たちの大切なものを」

徭さんは、良いものも悪いものもいろいろある世界が好きで、そんな人間の営みがなくなってしまうのが嫌なんですね。

これが徭さんの行動原理なんですね。

個人的には、ワムやサンサがあれば、人類間の格差が縮まって、むしろ人類の尊厳を取り戻せそうな気がするのですが。。。

彼女は一人の人間でもありますが日本国、人類側の交渉人。

今の人類の営みを守ることが人類にとって大切、という認識のようです。

しかし、理由としてはちょっと弱すぎるというか、わからなくもないけど、ふわふわしてるというか、何かがしっくりこない気がします。。。

人類は人類同士で争い、時に相手の尊厳を踏みにじったりしてきましたが、それはこの世界の理なのでOK。

でも、異方はこの宇宙のものではないのでダメ、と言うことでしょうか。うーん。

徭「どうでしょう…人は複雑ですから」3話

この台詞なんだったんでしょうね…あと指輪とか…

もっと何か秘密がありそうな気がしましたが、これだけでしょうか。。。

【気になるポイント】

お祭りのカメは花森?に飼われている

「錺」かざり

部屋に「寿」

飾り金具
→桐、扇子、花みたいなの、鳥、月と太陽?、犬

親亀と子亀の飾り金具
→子供の徭さんが持ってる
→またまた亀が出てきた…これは何の伏線なんだろ


→また龍に関する物がッ!!これはなんかある…

水族館
→ペンギン、チンアナゴ、クラゲ

人類は進むべきなのか…

サンサ公開前に、怖気付く言野さんに

ア「俺は人類がどのくらいの速さで進歩すべきかわからない。もっとゆっくりの方がいいのかもしれない。100倍の速度になった方がいいのかもしれない。だから両方試したい。減速は人類だけでできる、だが加速には異方の力が必要だ。今はアクセルを踏む時だ」

確かにわからない。だから進むしかない。

けど、これも何かの伏線だったりするんでしょうか。

人類がブレーキをかけられなくなる伏線とか…今回いろいろ不安になる要素が多いですね。

犬「真道、聞け。私は日本国の首相だ。日本という国と国民を守るために力を尽くす」

犬「何者にも左右されず、どこまでも公正中立なお前の感覚が必要だ。思う通りにやってみろ」

サンサの公開は止めるつもりもないし、止められられないけど、国と国民を守ると宣言し

それでいて、さりげなくプレッシャーを和らげ、信頼を伝える犬束総理!

何か起きてもこの総理ならどうにしてくれそうな安心感!!

【気になるポイント】

SETTENの次世代建築
→簡単に解体して移動可能

オンラインとSETTENの衛星放送
→予想視聴者数25億人
→リアルの世界人口は2013年で72億人

夜8時に放送

もう後戻りできない…サンサを全世界に大公開

20:00にサンサの放送が始まるのですが…

番組視聴の注意書きが妙にリアル…

何か起きた時の免責事項になるので、注意書きは重要!

でも…こわいこわいこわい!!

こんなの観たらビビるッ!!

そして…ヤハクィさんが…

妙に人間っぽくて…怖いッ!!

これは「読書」の賜物なんでしょうか…

いかに人類に不安を与えず懐柔するための策だったり。。。

なんでしょう。前回の笑顔は凄くかわいいと思ったんですが

人間らしくなるほど、なぜかキナ臭くなり、疑心暗鬼になる不思議(汗)

ヤ「サンサを目視、つまり目で見ることで人類は異方の感覚を獲得できます。それによって幾つかの変化が現れますが、そのうちの一つに睡眠が不要になるというものがあります」

あれ…これ「幾つかの変化」ってトラップなんじゃ。。。

ヤ「人はこの宇宙の中において、自身の存在の一部しか認識できていません。異方の感覚を取得すれば、人は拡張されます。その拡張領域に睡眠を代行させることが可能なのです。人類は1日の約8時間を睡眠に費やし、その間は能動的な活動が停止しています。これを回避できるならば、人類はより正解に近づくでしょう」

「拡張領域」…「代行」……

そして、久しぶりに「正解」キターーーーーー!!

言「異方の存在にお聞きしたい。正解とはなんですか」

ヤ「世界には問題が存在し、それを解くことが、世界の意味となります。人類は問題を解決しなければならない、正解に近づかねばなりません。そのためにサンサがあります」

え?

それ答えになってないじゃんッ!!

言野さんももっと踏み込んで聞けよッ!!

なんかうまくごまかされたってた感じ、そしてまたヤハクィザシュニナの微笑が…なんか怖い。

サンサの映像を見て人々が悶える中、ヤハクィザシュニナがこう語るのですが…

ヤ「サンサは人類の新たな可能性を切り開きます。その先に待つものが、どうか異方とこの宇宙の幸福に繋がりますように」

なんだか悪魔のささやきのようで…怖いよぉお〜(泣)

もう、なにを信じていいのかわからなくなってきた!!

真「この変革の先には、今よりも素晴らしい世界がまっている。そう信じていたんだが、少し迷っている。だからザシュニナと話をしてくる」

オイっ!真道さんチョロ過ぎるぞッ!

ってか、そう言うこと話してないの!?

一体なんの打ち合わせしているのか…カド内部で何やってるんだよ真道さん??

次回予告:ヤバい!!遂にヤハクィさんが本性を現すのか!?

カドボックス?に入っていたのは……やばいやばいやばいッ!!

【気になるポイント】

ふわふわ飛び回るカド

『正解するカド』考察

サンサの危険性

歌丸さんは、品輪博士と同様、ヤハクィザシュニナを「神」と呼んだ人物なので、意外と確信を突いている人物なんじゃないかと思っています。

品輪博士は、ぶっ飛んでるので善悪の判断とか常人と違うような気もするのですが

歌丸さんは、その辺普通の人と同じような感覚を持っている人物だと思います。

そんな歌丸さんがサンサを警戒を示したのが気になります。

よくよく考えると、サンサに危険性がないか不明なんですよね。。。

サンサ自体の形状もヤバいけど

前回、サンサを見た言野さんの一人がフッと不敵に笑ってたし…

プレミアム真道さんも夏目さん達と思考に差が出てきたような感じもあるし、この真道さんは本当に0話、1話の真道さんと同一人物なんでしょうか。。。

言「ずらしたように自分が増えたと感じた。だが、すべての俺が俺だった」

と前回、言野さんが言っていたので安心しきってしまいましたが…

「幾つかの変化」がトラップだったりして…

?「い、入れ替わってる!?」

とかだったらほんと怖いッ!!

ワムは、本命のサンサを人類に導入するための単なる餌だったら…怖いッ!!

人間萬歳

ヤハクィザシュニナが読んでいたのは、武者小路実篤の『人間萬歳』(人間万歳)でした。

これが、めちゃめちゃ意味深でした。

『人間万歳』のあらすじは…

ある宇宙の神様は、自分の脳味噌の垢の入った命の水を垂らして地球に生物を誕生させた。その脳味噌の垢により、人間が生まれる。地球を管理している天使は、時に災害に見舞われ、時に争いを起こす人間を心配し、逐一神様に伝えに来るが、神様は人間にそれほどの興味を示してはくれない。しかし、あるとき訪ねてきた隣の宇宙の神様に、調和を実現し見上げるような死を遂げた人間の話を聞き、天界の神や天使たちは「人間万歳」と人間を讃美するのだった。

引用元:Wikipedia_人間万歳

1922年に掲載された戯曲だそうですが、ものすごくSFな内容ですね!!

これも伏線なんでしょうか。

これを見るとやはり、人間は神のようなものに創造されたように思えます。

「天使」は、ちょっとケツァルコアトルやプロメテウスに通じるところもあるような感じもします。

ヤハクィザシュニナの栞がタツノオトシゴでしたが、「神」が「龍」で、「天使」が「龍の落とし子」のような感じがします。うまく言えないけど。

「調和を実現し見上げるような死を遂げた人間」

これなんか関係してくるんでしょうか。。。

また、著者の武者小路実篤は「新しき村」という理想的な生活共同体の開村者のひとりだそうです。

実際に埼玉県入間郡にある村で「新しき村の精神」がなかなか素敵です。

ワムやサンサを手に入れた世界が目指す生き方のような感じがしました。

人類は自然発生したのか

徭さんの台詞と今まで考察してきたこと、正反対でしたorz

オープニングの映像、6話の真道さんのお母さんの話、『人間万歳』などからは

人類は神(創造主)によって創られたと考察しましたが

徭さんの台詞が正しいのか、それともミスリードなのか、よくわからなくなってきました。

仮にヤハクィザシュニナが創造主だった場合

徭さんの意見は全部否定され、極端なことを言うと「創造主なので人類に介入しても構わない」ということになってしまうし

そうなったら徭さんの立場というか活躍がなくなってしまうし…

うーん、どうなんだろ。。。

ヤハクィザシュニナの目的

オカルト的には、高度に進化した生命体にとって他種族の進化を助けること自体が自身の純粋な利益になるそうですが、ヤハクィザシュニナはどうなんでしょう。

人類の生みの親で、好意で人類の進化を助けに来ていると思っていたのですが

異方のテクノロジーの拡散を急いていたり、「正解」がいまいち意味不明だし

いろいろ疑問なこともあるんですよね。

これ…

拡散を急いていたのは、本当の目的を知られる前に事を済ませたかったとか…

本当は「正解」なんてものないけど、それらしい理由で、本来の目的から目そらしたとか…

そんなんだったら嫌すぎるし、ショックすぎるっ!

亀?鳳凰?意味深キーアイテムまとめ!

『正解するカド』に今まで登場した意味ありげなキーアイテムをまとめてみました!

徭さんのデスク 亀,お神輿の鳳凰,小箱? 2話
ザシュニナ ブッダのポーズ 2話
「王様と犬」絵本 2話
「恐竜図鑑」プレシオサウルス(“爬虫類に近似した”の意味) 4話
「恐竜図鑑」表紙 ティラノサウルス,ケツァルコアトルス3羽(“羽毛ある蛇”の意味)? 4話
品輪博士のTシャツ UFO 5話
ザシュニナの人差し指の先 モンゴルのウランタイガ生物保護区? 6話
ザシュニナの親指の先  中国の核実験も行われた「さまよえる湖」? 6話
真道さんの折り紙 色々な動物,亀3匹(親子?),蛇? 6話
ザシュニナの栞 タツノオトシゴ 7話
ザシュニナのお面 白狐 7話
真道さんのお面 烏天狗 7話
金魚すくいの亀 7話
ザシュニナが読んでいた本 「人間萬歳」 8話
SETTENのオフィスの壁紙 UFO 8話
徭さんの飾り金具 鳳凰、亀2匹(親子)、龍 8話

分けられないものもありますが、連想されるもの分けると「亀」「爬虫類」「神(高次の存在)」にざっくり分けられます。

爬虫類系は、プレシオサウルス,ティラノサウルス,蛇,龍…タツノオトシゴも?

神(高次の存在)は、ケツァルコアトルス,烏天狗,「人間萬歳」…鳳凰も?

オカルト的に言うと、爬虫類は悪い宇宙人を連想します。

ザシュニナの栞がタツノオトシゴ(竜の落とし子)で「悪」なのか「善」なのか、いまいちわからない、と言うのが伏線になっているのでしょうか。

あと、亀が何かの伏線になっているんだと思いますが、親子なのが気になりますね。

OP「旅詩」の歌詞なんかも考えると、人類がザシュニナ(神)と共に歩んでいく存在に進化していくということでしょうか。

まとめ

いよいよ、野崎まどさんの本領発揮?といった感じの回だったんじゃないでしょうか。

ある意味ネタバレになってしまったら嫌なので、管理人はまだ読んでいないのですが

野崎さんの書くお話は、結末がとんでもない方向へ行くことで知られているそうです。

正直、今回のはミスリードなんじゃないかと思うんですよね…

というか、そうあって欲しいッ!!

でも、そうなっちゃうと徭さん活躍がなくなちゃいそうだし…

真道さんが本当に0,1話と同じ真道さんなら、ヤハクィさん、徭さん、人類、みんなにWin-Winになる交渉をやってくれると信じていますが…

どうなるんでしょう。。。

個人的にヤハクィさんには人類の友人のような良い存在でいて欲しい!!

ハッピーエンドや救いのある終わり方が好きなのですが、とんでもない終わり方になるのでしょうか。。。

次回予告の表情やばかったし…

今回消えてたけど、前回のEDの触手みたいなのもやばいし…

もう全然わかんねぇ!!

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