『正解するカド』最終回(第12話) 感想&考察と結末:なにこれ……

正解するカド 第12話

©TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI

『正解するカド』最終回(第12話)「⊿Γ≡」の感想です!

……正直、なんて書いたらいいかわかりません。

昨晩視聴したんですが、それからずっとモヤモヤしています。

これまでの話はなんだったのかと…

管理人は正解にたどり着けませんでした。。。

結構辛口なので、それでも大丈夫な方は続きをお読みください。

注意:ネタバレありです!あくまで私の個人的な感想や考察です。

『正解するカド』感想【ネタバレなし】

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 一体なんだったのか……

なんて言ったらいいか…

とにかく一言で言うと…

酷すぎぃ!!

前半はまだよかった…

愛憎渦巻きヤンホモ化するザシュニナ
そんな彼を友達と呼び、命がけのサプライズを仕掛ける真道さん

命がけのサプライズも実は全てお見通しで、ザシュニナを驚かせることに失敗しただけでなく、あっさり死亡…

真道さんが死んじゃうのはつらいけど、ストーリーとしてはまぁよかった…

よかったけど…その後…

犬束総理の壮絶な覚悟だったり(5話
言野さんたち報道クルーの信念だったり(7話

これまで築き上げたものが全てごみくずと化した…

本当…

どうしてこうなった!?

交渉官とはなんだったのか…

真「自分の利益を勝ち取るのが交渉の目的だ。だが相手を打ち負かしてその場の利益を得ても、長い目で見れば必ずしっぺ返しが来る。双方に利益が生まれることが自身にとっても最大の利益なんだ」

この1話の台詞が伏線で、異方ではないただの人間の真道さんが、人類と異方、両方にWin-Winな交渉をきっと最後にしてくれるんだ!

と思いきや…

そんな交渉は微塵もなかった。

それどころか「ただ相手を打ち負かしてその場の利益を得た」だけだったと言う皮肉。

「双方の利益」はどこへ行ったのか。

「外務省の交渉の切り札」
「国内最高のタフネゴシエーター」

とはなんだったのか。

もっと物理ではなく対話で解決できなかったのか。

この台詞がまさか伏線じゃないとか…こんなの逆に予想できない。

ヤハクィザシュニナがつらすぎる…

ぽっと出のJKにフルボッコにされるヤハクィさんが見ててつらすぎた。

人類を欺いたり、徭さんをボコったり、真道さんをやってしまったり、問答無用でユキカちゃんを攻撃したり

ほんと酷いこともしましたが…

始め無表情だったヤハクィさんが、少しずつ人間らししくなるのが微笑ましかったし、なんだかんだ愛着が湧いてしまって…

なので

真道さんと恋敵、沙羅花ちゃんのリア充動画を見せつけられ…

人間らしすぎる顔芸 をさせられ…

大好きな真道さんの娘に追いかけ回された挙句ボコられ…

人間らしすぎる醜態 をさらされ…

あの…ちょっと…この仕打ち

鬼畜すぎませんか(泣)

いや、ほんとヤハクィさん、なり振り構わないくらい必死で…

まさに真道さんのサプライズは大成功したんですが…

ヤハクィさんは驚きたかったけど…さすがにこれは求めてないかと…

ここまで、酷く描かれる必要があったのか。。。

最後なんか

ヤ「私は途中か…君と同じだな…真道…」

真道さんにもらったタツノオトシゴの栞を握りしめ、真道さんの亡骸に駆け寄るも

あと一歩届かないところで消滅するヤハクィさん…

かわいそすぎるだろぉ〜

人類より遥か高次の存在で、ひょっとしたら内心人類を見下したり、おごっていた部分もあったかもしれません。

でも、好きな人限定かもしれませんが、人の心を尊重して、無理強いすることを良しとしなかったり、本当はいい人なんですよ…

最終回でここまで小物化させられて可哀想すぎる。

もう少しどうにかならなかったのか。。。

 ユキカちゃん…

ヤハクィザシュニナを倒す為に子供を作る真道さんと徭さんの人間性がヤバすぎる。

ザシュニナもマッドだったけど、こっちも十分おかしい。

やってることが、情報のために繭を作る異方とさほど変わらない皮肉。

あの一見微笑ましい家族の動画も、その背景を考えると全然微笑ましくないという。

いや人類の命運がかかっているのでしかたありませんが…共感できない。

そして、なぜ2人の間に生まれた子供が、異方存在を超えた存在になる確信があったのか。

真道さんと徭さんが惹かれあい、生まれてきた子供がたまたま超高次の存在だった

とかなら理解できますが…

個人的にある程度のご都合主義は許容できますが、これはちょっと腑に落ちない。

花森が一番の被害者…

前回、花森のことだからきっと真道さんを思って泣いていたのでしょうが…

真道さんもつらいけど、花森の使命が想像以上に壮絶で…

隔絶空間で16年の長期にわたり、1人孤独に他人(大好きな真道さんだけど)の子供を育てるも、娘同然のユキカちゃんからは「瞬くん」扱いで、父親にもなれず…

16年ユキカちゃんを育て上げザシュニナを倒すも、ユキカちゃんはどこかに消え、自分1人が歳をとりアラフォーになったとか…

つらすぎるッ!!

真道さんは、浅野さんでもなく夏目さんでもなく花森にこの役目を頼みましたが…

よくよく考えると、花森はただいいように扱われてるだけなんじゃ…

こんなの頼むなんて…

真道さん、鬼畜すぎるッ!!

異方の徭さんや異方を超越したユキカちゃんにそんな力があるか不明ですが、若返らせて欲しかった。

せめて徭さんからなんらかのフォローがあってもよかったんじゃ。。。

気になるポイント

ヤ「全く同一のものに別の価値を与える力。1しかないものに1以上の情報を与える力。それが人類が生んだ未曾有の力なんだ。そしてどうやらそれは君と私。我々の内側から生じているらしい」
→心とか魂とか愛情でしょうか?

言野「大事なのは良いか悪いかじゃない。俺たちが報道すべきことはたった一つ。事実だ!」

でっかい折り紙の鶴となにか祭壇っぽいもの

徭さんは異方存在として地球の生物との間に子孫を残すのは初めて?
→地球の生物としては今まで子孫を残してた?

幸花「私は人類と異方存在の特異点。あなたより高次元の存在。でもね、私は終わりではないの。ヤハクィザシュニナ、進歩って何かわかる。自分を途中と思うことよ。人も異方存在も私もあなたもみんな途中」

金色の光はザシュニナ?
→徭さんは赤紫の光だった

徭「情報を超えたもの…」
→真道さんの魂はザシュニナと一緒に異方へ行った??

ぼろぼろの品輪博士のタブレット端末
→ナノミスハインを使って長時間異方の研究をしてた?
→その結果ギリギリ異方の力が使えなくなる前に異方に行けた?

真道さんのお母さんはどこへ出かけた?
→真道さんの墓参り?

徭さんの家に
→お祭りの亀、真道さん作ったあの紙のワム?、3羽の親子折り鶴、ユキカちゃんの制服

折り紙の鶴
→青い鶴=父、赤紫の鶴=母、紫の鶴=子?
→お父さん鶴が動く、真道さんが近くに存在するとか?

ユキカ
→真道幸花

まとめ

結局、異方の恩恵は消え、人類唯一の希望、品輪博士も行ってしまい、ただ世界を混乱させた日本への風当たりが強くなるんだろうなぁ…

アフリカのあの子はワムが使えなくなってどんな顔してるだろう…

ファーストコンタクトの結末がこれとか…

『幼年期の終り』もあれはあれであれだったけど…一応進化したし…

控えめに言って…

とっても酷かった!

真道さんじゃなくて品輪博士と交渉しとけば全て丸く収まったんじゃ…

なんとも言えない皮肉な結末になりました。

視聴後にこんな気持ちになる作品久しぶりです…

皮肉が効いた作品が好きな人も多いと思いますが、物語にカタルシスを求める管理人には合わなかった。

2016秋アニメ『ユーリ!!! on ICE』も、原案が一癖ある久保ミツロウ先生で、結末は覚悟していましたが

そこに山本沙代監督の手が加わり、あの最高のエンディングに感動したのですが…

『正解するカド』はあくまでも野崎まど先生の世界観そのもので、万人受けは難しい作品のように感じました。

そして、このアニメで最も疑問に思うことは…

どの層をターゲットにしているのかとッ!!

SFだけでなく、キャラデザとか女性(特に腐女子さん)もターゲットにしているようですが、盛り上がりに欠ける感じがしていましたし…

何よりこのエンディングですよ!!

売る気があるのかとッ!!

こんな結末にしたら、売れるものも売れなくなるんじゃ…??

いや、2クールから1クールにしたのは正解だった…けど

もう少しどうにかできたのに、なぜこうしてしまったのか。

脚本家さんや監督さんの今後の仕事に影響がないのか、物語以外の部分が気になってしまいます。

これ…

謎の石油王に大金積まれ「これでやってくれ!」って頼まれたんじゃない!?

とかおかしな方向に勘ぐりたくなるほど、誰得エンドで困惑してます。。。

個人的に11話までは今期トップの作品でした。

賛否両論はっきり別れたあの9話ですが、『学園戦記ムリョウ』が好きな管理人はあの展開に燃えました。

しかし、まさか最終話で今期ワーストに転落するとは予想不可能でした。

楽しみすぎて極力ネタバレを避け、野崎まど先生の小説について一切ググらなかったのが最大の過ちでした。。。

管理人は不正解でした…そもそも正解ってなんやねん。

きっと、野崎まど作品に触れることはもうないでしょう…

それが管理人が見つけた、ただ一つの正解です。

そういえば、10話の「トワノサキワ’」とはなんだったのか。

…ってか「キ」はこの一大事に何やってんだよ。マジで!

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